みなさんはプログラマーという職業に必要なスキルって何があると思いますか?適正と言い換えてもいいですね。
今回は、最低限必要なスキルから意外と注目されていないけど必要なスキルまで4つに絞って紹介していきたいと思います。プログラマーになりたいけど適性があるのか悩んでいる人は、自分に当てはまるスキルがあるか探してみてください!
1.プログラミング言語能力
まず前提としてプログラマーはプログラミングができないと始まりません。さらにいえば、1種類の言語よりも複数の言語を習得していることが望ましいです。どのようなジャンルの開発を行うかによって必要な言語は異なりますが、複数の言語が使用できると対応できるジャンルが増え、それだけで強力な武器になります。
しかし、1つの言語しか扱えなくても他を圧倒するほどの知識や技術があればクオリティの高い仕事が可能になりますので高評価を得られます。そして、プログラミングは日々進化していく技術なので向上心を持ち続け新しい技術を吸収していく姿勢が大切です。
2.論理的思考能力
プログラミングは数学の証明問題を解く感覚に近いものです。プログラミングを行うには物事の順序を理解し、論理的に考え組み立てていく能力が必要不可欠です。コンピュータは単純な作業しかできません。そのコンピュータに複雑な仕事をさせる為には複雑な作業を細分化して1つ1つの簡単な作業の組み合わせに置き換え組み立てる必要があります。その置き換え作業を行うのはコンピュータではなく人間なのです。それがプログラマーの仕事です。
3.メンタルの強さ
プログラマーの仕事は基本的に1日中パソコンに向き合って作業することになります。また、納期に追われることや、作成したプログラムの間違いを探す修正作業など精神的なプレッシャーがかかりやすい職業でもあるのです。現実問題としてうつ病を代表とした精神病にかかり易いといわれる職業です。よって、メンタルが強いという人はそれだけでプログラマーに必要なスキルを備えているといっていいでしょう。
メンタルが強いといっても大きく分けて2種類あり、プレッシャーがかかっても耐えられる強さを持つタイプの人と、プレッシャーを受け流すことができるプレッシャーをプレッシャーと感じないタイプの人です。特にプログラマーに向いているのは後者の人です。
4.コミュニケーション能力
一見するとプログラマーにコミュニケーション能力はさほど必要無いと感じませんか?しかし、とても重要なスキルなのです。ここでいうコミュニケーション能力とは、使用者がプログラムに何を求めているのかを正確に理解し、それに対して適切なプログラムを組むという回答を出せることです。個人で受注から納品までこなす人も、会社に属してチームで開発するにしてもコミュニケーション能力が乏しいと良い仕事はできません。
個人で仕事をする場合には、プログラムを組むことよりもまず仕事を取らないことには始まりません。その為には、自分を売り込む必要がありますし、交渉をするにも人と関わることは避けられません。チームで作業する場合には、他者が組んだコードの意図を汲み取って作業したり、修正したりという必要があります。立場や経験があがっていくと共にコミュニケーション能力は必要になってくることは確実です。
まとめ
いかがでしたか?自分に当てはまるものはあったでしょうか?プログラマーに必要なスキルは様々ありますが、今回は4つのスキルに絞って紹介しました。全て当てはまる必要はありません。むしろ1つでも当てはまるものがあった方はプログラマーに向いています。みなさんの職業選択にプログラマーが入ればうれしいです。