ブロックチェーンは、元々仮想通貨を運用するために基盤となっている技術で、セキュリティの高さや、グローバル間の素早い送金が可能であるといった特長があります。そのため仮想通貨だけでなく、金融サービスはもちろん金融以外の分野でもブロックチェーンの活用に向けて動き出しています。そんな中でブロックチェーンエンジニアの需要が高まっています。
今回はブロックチェーンエンジニアを目指す人に耳寄りな情報をまとめます。
ブロックチェーンエンジニアとは何か?
まずは、ブロックチェーンエンジニアとは何か、どんな仕事をするのかなど基本的なことをまとめます。
ブロックチェーン技術についての知識が豊富なエンジニアである
第一に、ブロックチェーンエンジニアとは、ITに関わるエンジニアの中でも、ブロックチェーン技術について知識が豊富なエンジニアのことを言います。
ブロックチェーンのプログラミングに関する高度な知識がある
第二に、ブロックチェーンエンジニアとは、ブロックチェーンをプログラミングで実装するための高度な知識を持ったエンジニアのことを言います。
ブロックチェーン技術で金融システムを開発する
第三に、ブロックチェーンエンジニアには、ブロックチェーン技術を用いた金融システムを開発する人もいます。ブロックチェーンは、仮想通貨がメジャーになるとともに知られるようになってきました。特に、金融の分野では早くから注目され、試用も始まっています。
ブロックチェーンの技術を使って業務の効率化をする
第四に、ブロックチェーンエンジニアは、ブロックチェーン技術を用いて業務の効率化を計るシステムを開発します。
ブロックチェーンエンジニアに最適なツールの活用
ブロックチェーンエンジニアを目指すなら、ツールを活用するのもよい方法です。
本を見ながらアプリケーションの開発を実践する
本を参考に、アプリ開発を実践してみるのもよい勉強になります。プログラミング初心者であれば、プログラミングの学習書を見ながらプログラミング言語を学習することで、簡単なアプリの開発手順を知ることができます。プログラミングに詳しい人なら、本を見ながらブロックチェーンを実装してみるのが速い方法です。
Twitterやブログなどを活用して情報を入手する
Twitterやブログなどを活用してブロックチェーンに関する情報収集をするのもよいでしょう。どのプログラミング言語で実装するのがやりやすかったか、こんな点が難しいなど、学習する上でポイントになる情報が入手できます。
同じ目的を持った仲間を作るとやる気につながる
同じくブロックチェーンエンジニアを目指している仲間を作ることで、独学の孤独さを回避することができます。学習していてつまづいた部分について話したり、仲間の知識や技術に刺激を受けたりすることが、やる気を持続させるのにつながります。
独学するならおさえておきたい3つの事!
独学する際に、ブロックチェーン技術のほかにおさえておきたい3つのポイントを紹介します。
高いプログラミング能力を有するため複数の言語を学ぶ
ブロックチェーンを実装するためにはプログラミングが必要です。どのプログラミング言語を使用するかは、開発する案件によってまちまち。多くの案件に対応できるようにするためには、複数の言語を学んで身に着けておくと有利です。
英語で最低限のコミュニケーションが取れるようになる
ブロックチェーンには、国際間の送金や決済などグローバルなサービスを迅速かつ効率的に行えるというメリットがあります。そのため、海外の企業と連携して開発をするケースもあるでしょう。また、海外のブロックチェーンを用いたシステムの開発を受託して行うケースもあります。こういった場合に、英語で最低限のコミュニケーションが取れると、仕事を円滑に進めることができます。
Webアプリの開発についての知識や実績を作る
ブロックチェーンエンジニアは、仮想通貨のブロックチェーンと連携して使用するWebアプリの開発をすることもあります。このような場合に、Webアプリの開発について知識や実績を作っておくと役立ちます。
独学でつまづいたらスクールを活用するのもおすすめ
独学が難しいと感じたら、スクールを活用するのもおすすめです。
オンラインスクールは無料で学ぶことも可能
スクールには、無料体験コースや体験会、無料カウンセリングが設けられているので、いきなりスクールに申し込んで続けられるか心配な時は、まずは無料で体験してみるのがよいでしょう。いくつかのスクールを体験してみて、自分に合った学び方ができるスクールを選ぶのが一番です。
わからない事がすぐにわかるとモチベーションが上がる
スクールは、講師やメンターがサポートしてくれるので、わからないことがあったらすぐに質問できます。わからないままになるとモチベーションが下がり、そのまま学習が止まってしまうこともあります。わからない部分を放置せず、解決しながら進められるのは、最後まで学習を続ける上でとても大切なことです。
テックアカデミーはブロックチェーンコースがおすすめ
テックアカデミーは、オンライン完結のプログラミングスクール。プログラミングコースの中にブロックチェーンコースがあり、メンターのサポートを受けながら学習することができます。ブロックチェーンコースは、4週間、8週間、12週間の3つのプランがあり、料金はそれぞれ、139,000円(税別)、189,000円(税別)、239,000円(税別)です。無料説明会動画で、学習の進め方や受講風景などを閲覧することができます。
TECH BOOSTでブロックチェーンの専門知識と技術を学ぶ
TECH BOOSTはオンラインのプログラミングスクールですが、TECH BOOSTのオフィスも自由に利用することができます。ベーシックターム、ディベロップターム、イノベーティブタームの3つのコースがあり、ブロックチェーンはイノベーティブタームで学ぶことができます。料金は、社会人なら月額100,000円(税抜)、学生なら月額70,000円(税抜)です。無料カウンセリングで個人にあった学習計画をコンサルティングしてもらえます。
ブロックチェーン大学校は専門知識をしっかりと学べる
2017年3月に設立したばかりのブロックチェーン大学校は、基礎コース、エンジニアコース、ビジネスコースの3つから実力に合わせたコースを受講することができます。受講料は、3コースともに198,000円(税抜)。WEB受講する際は、オプションで50,000円が必要になります。無料体験コースもあります。
ブロックチェーンエンジニアと独学のまとめ
今回は、独学でブロックチェーンエンジニアを目指すのに知っておきたい情報をまとめました。独学は、時間や場所を選ばずに自分のペースでできるというメリットがある反面、自分との戦いで、学習のモチベーションを維持し、最後まで続けるのが大変な面もあります。ツールを駆使し、情報を集め仲間を作って、ある程度の知識と技術を得られるように努めることが大切です。どうしても難しい時には、スクールを活用して、新しいIT業界で活躍できる技術を身に着けてみませんか。