プログラミングを始めてみたいけど、何から始めたらいいか分からない。まず何を勉強したらいいの?そんな声をよく耳にします。プログラミングというと使用する言語の種類も数多く存在し、いざ勉強を始めるといっても何をしたらいいのか良く分かりませんよね。今回はそんな疑問を解決するために最初にやるべき事を3つのポイントで紹介したいと思います。
1.プログラミングを勉強する目的を明確にする
まず一番大切なことは、プログラミングを勉強して自分が何をしたいのかを明確にすることです。プログラミングはあくまで「スキル」です。プログラミング自体が作業をしてくれるわけではありません。開発者の意思・思考をコンピュータに実行させる為の命令にすぎません。
ですから「IT業界でバリバリ仕事がしたい」、「ゲームを作りたい」、「自分のホームページを作りたい」など、目的によって勉強の方法や使用言語も大きく変わってきます。ですから、まずは漠然とで構わないので自分の「目標」を決めましょう
2.環境を整える
自分の目標が決まった人は次のステップです。それはプログラミングを学ぶ環境を整えることです。始めに、何はともあれプログラミングを始めるにはパソコンが必要です。しかし、あまり堅苦しく考える必要はありません。
個人でプログラミングを行う分には特別ハイスペックなパソコンでなくても問題ありません。しかし、WindowsアプリケーションのプログラミングやiPhoneやiPadなどのアプリケーションを作りたいという目的があるのであれば前者ではWindows系OS、後者ではApple社のパソコンを選ぶ必要があります。
パソコンが準備できたら、とりあえずテキストエディタを準備しましょう。テキストエディタとはメモ帳など文章を書くためのツールです。最初は「Tera Pad」がいいと思います。コードの色分けが可能で初心者にオススメです。メモ帳などでも問題はありませんがプログラミング用にコードを表示したり、必要なファイルを管理してくれる物まで様々あるので、慣れてきたら自分に合ったエディタを探してみるのもいいでしょう。
3.使用言語の選択
さて次は、プログラミングで使用する言語を選びましょう。プログラミング言語は人間の言葉と同じで様々な種類があり、目的によって使用するものが異なってきます。実はこの選択がプログラミングを勉強していくうえでとても重要なポイントになってきます。
よく聞く失敗パターンとして「勉強してみたものの、自分の目的には使用できない言語だった」、「選んだ言語が難しすぎて挫折してしまった」、「選んだ言語の需要が無くて、習得したのに仕事が無い」などが多いです。ですので、この言語選びはしっかり考えて選択しましょう。
オススメの言語としては、比較的人間が使用する言語に近い「VisualBasic.NET」(ビジュアルベーシックドットネット)。この言語はIT教育の一環として使用されることが多い言語で、初心者でも分かりやすいです。
次に、PHP(ピーエイチピー)これは日本のWebサービスで多く使われているものです。Web制作会社でよく使用され、学習サイトも充実していることから学びやすさの面で初心者にはオススメです。
「JavaScript」(ジャバスクリプト)一度は聞いたことがありますよね。この言語はGoogleChromeなどのブラウザだけで動作確認ができるので勉強がしやすいです。多方面で使用されており就職する際にも重宝されます。
まとめ
プログラミングを始める時に一番大切なことは、「自分の目標を決める」事です。そしてプログラミングは「スキル」である事をしっかりと理解する事です。
プログラミングを挫折してしまう人の多くが、目標を定めていなかった為に、自分に合わない言語選択や勉強方法をしてしまったと言います。そうならない様、目標をしっかりと定め、自分のペースで楽しくプログラミングを勉強していきましょう!