健康診断・人間ドック

【必見】フリーランスが健康診断をお得に受けられる5つの方法とは?

フリーランスと正社員では、健康診断を受けるための方法や費用に違いがあります。健康で長く仕事を続けていくためにも、健康診断を定期的に受診しておくと安心です。フリーランスの方が健康診断を受けるときには、どこに申し込みをすればよいのか、健康管理のために大切なことを合わせてご紹介していきます。

▼ 当サイトのおすすめプログラミングスクール ▼ 

【1位】 GEEK JOB  《20代なら完全無料で未経験から最短22日転職が可能!》
【2位】 TechAcademy 《PC1台で時間も場所も選ばず完全オンラインで学べる!》
【3位】 WebCamp PRO 《未経験・初心者の方でも”転職・就職保証型”プログラミングスクール》

フリーランスでも健康診断を受けたい

フリーランスの方は、健康診断を受けるためには自分で申し込みをする必要があります。正社員の場合は年に1度の健康診断がありますが、フリーランスの場合は健康診断を受けなければいけないのでしょうか。

フリーランスに健康診断の義務はない

個人事業主であるフリーランスの方は、健康診断を受診する義務はありません。フリーランスは体調の管理ができていないと、仕事をコンスタントに受注することが難しくなってしまいます。健康で仕事を長く続けていくためには、健康診断を受けて定期的に体の状態を検査しておくと安心です。

健康診断を受けるのは、時間、費用、手間がかかりますが、病気の早期発見をするためには必要なことです。現状、フリーランスの方は6割以上の方が健康診断を受けていません。若くて健康だと思っていても、いつ病気になるかは分かりません。

フリーランスの健康診断は経費で落とせない

フリーランスの方の場合、健康診断の受診費用は全て自分で負担をします。雇用をしていて従業員がいる場合は、従業員に健康診断を受診させる義務が発生し、受診費用を会社が負担しなければいけません。正社員の場合は、健康診断の受診費用を会社が負担しているということになります。

フリーランスの健康診断は、個人の意思であり業務に直接関係していないため、経費として計上することができないというのも正社員と大きく違う点になります。

フリーランスが健康診断を受ける5つの方法

フリーランスの方が健康診断を受診するためには、年齢や加入している保険によってベストな方法が異なります。健康診断を受ける前に、どのように受診をすればいいのか事前に方法を調べておくと安心です。

自治体実施の健康診断

各自治体では年に1度の健康診断を実施しており、対象の方に健康診断の受診券を送付しています。自治体で行っている健康診断のメリットは、費用が無料か1,000円程度の格安で受診ができることです。

40歳以上の方は無料でがん検診を受診ができたり、女性特有のがん検診は特定の年齢の方が無料で受診できるようにしている自治体が多いです。基本的な健康診断以外の対象年齢、費用については、自治体のホームページで確認したり電話で役所へ問い合わせて確認することが可能です。

健康保険組合指定の健康診断

会社を退職するときに加入していた保険組合で、手続きをすれば2年間その保険を任意で継続することができます。任意継続をした場合、各保険組合で受けることができる健康診断の金額補助の内容は異なります。

全国健康保険協会の場合、健康診断の受診費用は健診機関によって違いがあります。健康診断受診費用の一部に対し補助が受けられるため、1,500円~3,000円前後で受診することができます。

基本健診の他に、付加健診、乳がん健診、子宮頸がん検診、肝炎ウイルス検査、特定健康診査の受診ができます。

特定健康診査

国民健康保険に加入をしている、40歳~74歳の方を対象にして特定健康診査が実施されています。特定健康診査は、生活習慣病の予防を目的に行われる検査です。国で定められた検査なので、どの自治体でも受診ができます。

特定健康診査の受診結果によっては、更なるサポートを受けることができます。生活習慣の改善や指導が必要と判断された場合、特定保健指導を無料または1,500円程度で、各自治体で受けられます。

あんしん財団に加入

あんしん財団は月々2,000円で加入できる、けがの補償、災害防止、福利厚生補助金制度のサービスがある保険です。加入者向けに、定期健康診断の補助金が2,000円まで支給されます。より上位の検査である、人間ドック、脳ドック、PET健診を受診した場合は、1名につき最大20,000円が支給されます。

あんしん財団は、中小企業向けの保険ですが個人事業主であるフリーランスも加入ができます。月額の料金が低額で、手厚い保障が受けられるメリットがあります。健康診断だけではなく、他の保障も充実しています。

市町村の医療機関

自治体によっては、30代以下の健康診断を実施していない場合もあります。年齢が若い方が健康診断を受診する場合は、自己負担になりますが医療機関で受診をする方法があります。基本的な健康診断を受診するときの費用は、数千円~10,000円程度がかかります。

健康診断と人間ドックの違い

健康診断と人間ドックという言葉を聞いたことはあっても、それぞれどのような検査が受けられるのか違いを知っている方は少ないです。年齢によって受けた方がいいものや、持病や既往歴によって受けた方がいいものがあります。

健康診断について

健康診断は厚生労働省の労働安全衛生法により、会社や自治体が実施することが定められています。一般健康診断は事業主が従業員に対し、年に1回以上受診させることが義務付けられています。

一般健康診断の検査内容は、A健診、健康診断Aコースと呼ばれ、労働安全衛生法により事業主に義務付けられた健診事業です。

<一般健康診断の検査項目>
  • 計測:身長、体重、腹囲、視力、聴力、血圧
  • 血液検査:脂質、肝機能、糖代謝、尿酸、腎機能、赤血球数、血色素量
  • 尿検査:蛋白、糖
  • 他:胸部X線、心電図、診察、保健指導

人間ドックについて

人間ドックは一般健康診断より精密な検査を行うため、原則として健康保険の適応外となります。人間ドックでは、法廷検査項目が決まっていないため、医療機関によって検査項目に違いがあります。受診の予約をする前に、医療機関ごとの検査項目を比較しておくと安心です。

人間ドックの基本検査を受ける場合は、2万円程度で受診ができます。オプションの検査項目を追加して受診する場合は、受診費用が10万円を超えることもあります。検査項目が少なければ半日で終わりますが、1泊2日かけて検査を行う場合もあります。

自分や家族に既往歴や持病がある場合は、検査項目を追加してより精密な検査を受けられます。予約をする前に問い合わせて、検査項目について相談をして項目を決めることもおすすめです。

保険組合や自治体によっては、人間ドックの受診費用の一部を補助する制度があります。受診をする前に、加入している保険組合や住んでいる自治体で、どのような補助があるかを確認します。

また、自宅で数滴の血液と尿を採って郵送するだけで、がんや生活習慣病のリスクチェックが出来る『おうちでドック』というサービスもあり、その手軽さからフリーランスの方にも利用されています

フリーランスが健康を維持するためにできること5つ

フリーランスで働く場合、自分の体調を管理して健康であることが大切です。病気を早期発見するには、健康診断や人間ドックの受診が必要です。健康を保つためには、検査や治療だけではなく普段の生活習慣を見直すことも重要です。

食生活を整える

フリーランスで働いていると時間が不規則になり、食事を抜いたりする方もいます。体を作るためには食事が大切で、ただ食べるだけではなくバランスのよい食事をしなければいけません。食生活を整えて必要な栄養素をきちんと摂取することが、健康な体を維持するためには必須です。

適度に運動をする

フリーランスで在宅で仕事をすることが多い方は、運動不足になりがちです。短時間のウォーキング、ヨガ、ストレッチなどを続けていくことで、体力向上ができます。体力がつくと免疫力が上がるだけではなく、運動する習慣ができるため生活リズムを整えられます。

朝日を浴びて近所を散歩したり、ヨガやストレッチで体をほぐして、リフレッシュすることもできます。机に向かっている時間が多い方は、運動をする時間帯を決めておくと運動を続けやすくなります。

良質な睡眠をとる

睡眠不足は集中力や注意力が低下するだけではなく、体に大きなストレスとなります。ただ長い時間眠ればよい訳ではなく、良質な睡眠をとって体を休めることを意識しなければいけません。寝る2時間前には、パソコンやスマートフォンを使うことを控えて、目に強い光が当たることを避けることが大切です。

間接照明や暖色系の照明は落ち着いた雰囲気があるため、寝室や休息をする場所の照明を見直すことも良質な睡眠をとるための一つの手段です。アロマや音楽など、自分が寝るときにリラックスできる手段を見つけておくと、寝入りもよくなり体も頭もゆっくり休めることができます。

ストレス解消法を確立させる

フリーランスの方は自宅で仕事をすることが多いですが、仕事のオンオフを切り替えることが大切です。仕事についていつも考えていては、心も休まることがなくストレスになってしまいます。

自分の趣味やストレス解消方法を見つけておき、リフレッシュをすることがよい仕事を続けていくためには重要です。ストレス解消ができれば、仕事に改めて集中することができます。

健康を維持するためには、体だけではなく心にも目を向けることが必要です。無理をしすぎず、ストレスを解消して楽しい時間を過ごすことも、健康であるためには必須の時間です。

正しい姿勢を意識する

パソコンで作業をするとき、同じ姿勢で長時間過ごすことになります。長時間パソコンで作業をすると、肩や首のこり、腰痛、頭痛などの体の不調に繋がることもあります。体に負担のかかる姿勢を続けていると、体の負担になるため正しい姿勢を意識することが大切です。

姿勢矯正椅子や腰に負担がかかりにくいクッションなど、正しい姿勢を維持するためのグッズも出ています。長時間パソコンで作業をすることが多い場合は、これらのグッズを上手に使うこともおすすめです。

フリーランスは体が資本!健康管理をしっかりしよう

フリーランスの方は、仕事を定期的に受注していく必要があります。仕事を長く続けていくためには、健康であることが大切です。健康診断や人間ドックで、定期的に健康状態を確認することで結果的に病気予防に繋がります。

若いうちは健康診断を受ける必要がないと思う方もいますが、年に1度は検査をしておくと安心です。不規則な時間で仕事をする方や、ストレスが溜まりやすいと自覚がある方は知らず知らずに体に負担がかかっていることがあります。よい仕事をするためにも、健康診断や日々の生活習慣を見直して健康を保つことが大切です。

関連記事

  1. 健康診断・人間ドック

    フリーランスが加入できる健康保険とは?4種類の保険を紹介!

    フリーランスと正社員では、健康保険の料金や保障内容が異なります。フリー…

  2. クラウド会計・確定申告

    個人事業主の人間ドックを経費にしたい!安く受診する5つの方法とは

    個人事業主の場合、会社員とは違い健康診断を受けるタイミングが少なくなり…

  3. 健康診断・人間ドック

    フリーランスが扶養になるための4つの項目!見落としがちな点に注目

    私たちが働いていく上で外せないのが、“扶養”です。しかし意外と理解され…

  4. 健康診断・人間ドック

    フリーランスはうつ病になりやすい?成功のための意外な努力6つとは

    「フリーランス」という言葉からは「自由」というストレスフリーなイメージ…

  5. 健康診断・人間ドック

    個人事業主が健康保険の扶養に入るための3つの注意点とは?

    個人事業主が扶養に入ることができるということを一度は耳にしたことがある…

  6. 健康診断・人間ドック

    個人事業主のための共済とは?小規模企業共済の5つのメリットを紹介!

    個人事業主の場合、自分に対して退職金を支払うことができないというデメリ…

最近の記事

アーカイブ

  1. クラウド会計・確定申告

    税金の納付期限4種類と分納ができるかどうかをまとめてみた
  2. プログラミング学習

    プログラマーとSE(システムエンジニア)の違いまとめ
  3. プログラミング学習

    プログラミングの向き不向きとは?向かない人の5つの特徴
  4. ブロックチェーン

    ブロックチェーンのノードの4つの役割を初心者にもやさしく解説
  5. システムエンジニア

    エンジニアをフリーランスで!活躍するまでの流れを解説!
PAGE TOP