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Ruby on Railsが難しいと感じる5つの理由と現実的な克服法

Ruby on Railsは、人気の高いプログラミング言語、Rubyのフレームワークです。フレームワークとは、プログラミングのさまざまな処理が行いやすいように整えられた枠組みの事で、使いやすいRubyを、より効率的に扱えるように工夫されています。 

それでも、Ruby on Railsは難しい、できないと感じてしまう人もたくさんいます。しかしRubyとRuby on Railsは求人も仕事も多いので、諦めてしまうのはとてももったいない事です。そこで、どうしてRuby on Railsを難しいと感じてしまうのか、その理由と現実的な克服法について詳しく解説していきます。

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Ruby on Railsが難しいと感じる5つの理由

Ruby on Railsはどうして難しいと感じてしまうのでしょうか。考えられる5つの理由についてピックアップしてみます。

プログラミングに慣れていない

まず、「プログラミング」自体に慣れていない、ということが挙げられます。どんなにRuby on Railsが簡単で学びやすいといっても、それはあくまでも「プログラミングをすでに習得した人から見た視点」でのお話です。

プログラミング自体に慣れていないと、テキストやチュートリアルに出てくる単語ひとつひとつに戸惑ってしまうものです。「オープンソースって何?」「フレームワークってどういうもの?」「結局この作業は成功したの?していないの?」と、判らない事だらけになってしまいます。

プログラミング自体に慣れておらず、成功体験を積んだことがなければ、Ruby on Railsを使いこなせているという実感も、自分がどこでつまずいているのかも判りませんよね。そのため、難しく感じてしまうのです。

プログラミングを学んだ事が無い

上でご紹介した「プログラミングに慣れていない」にも通じるのですが、そもそもプログラミングを全く学んだ事が無いという場合、より話は難しくなります。そもそも「プログラミング」とは何をすることなのかが判りませんし、プログラミングとコンピュータの関係性についても判らない事でしょう。

また、RubyとRuby on Railsの違いについても、プログラミング言語がどういう役割を果たし、結局何ができるのかも判らないままでは、理解にたどり着くことができません。

プログラム=難しいと思っている

1976年前後に生まれた人は、初期の「デジタルネイティブ」と呼ばれています。学生の頃にはパソコンが一般化し、みんなが携帯電話を持つようになっていた世代です。そこから後に生まれた人々は、より進んだデジタルネイティブです。今の子ども達は、来年から小学校でプログラミングを学ぶ事になっています。

しかし、初期のデジタルネイティブ世代の中でも、パソコンに一切触れずにきたという人は少なくありません。それ以前に生まれた人も、仕事でパソコンなんて全く使わなかったというケースがたくさんあります。

そういった、パソコンをまったく必要としなかった、ほぼ使ったことがない人々には、「ITに関する事=一般人には理解しがたい超技術」というイメージが根強くあります。もちろん「プログラミング」に対しても「=難しい技術」というイメージがあり、専門のエンジニアや特に詳しい人じゃなければ触れてはいけないもの、と考えている人も少なくありません。

開発環境を整える事が難しい

RubyとRuby on Railsを駆使するためには、まずふたつをダウンロードしてインストールするだけでなく、開発環境を整える必要があります。統合開発環境をインストールしたり、見やすくて書きやすいテキストエディタを入れたりするなど、立ち上げまでにちょっとした手間があります。

これまでパソコンの接続や起動など、全部業者におまかせでやってもらっていた、携帯電話の初期設定もショップ任せだったという人にとって、これはかなり複雑な手続きになるでしょう。そのため、RubyとRuby on Railsを自在に使いこなすところまでたどり着けず、挫折してしまうというわけです。

英語が苦手で難しいと感じる

Rubyは日本人によって開発されたプログラミング言語ですが、RubyとRuby on Railsは違います。外国人によって開発されました。またIDEやテキストエディタによっては、日本語ではなく英語対応というものもまだあります。ホームページなどは自動翻訳されますが、小さなエラーなどは英語のまま表示されます。

この、ちょっとした英語で挫折してしまう人も意外とたくさんいます。「あ、英語は私ダメだから」と、強い拒否反応をしめしてしまうのです。そのため、Ruby on Railsからのちょっとしたリクエストや指示が理解できず、「英語が難しいから判らない」ということになっています。

Ruby on Railsの開発環境を整える!基本編

それでは、Ruby on Railsの開発環境を整えるためにはどんなことが必要になるのでしょうか。基本について学びましょう。

自分が使いやすいと思うツールを入れる

まずは、IDEやテキストエディタについて、自分が使いやすいと感じるものを入れることが大切です。エンジニアの人気や格好良さで選んでしまうと、のちのち困ったことになりかねません。必ず初心者向けのものから選び、自分が使いやすい、見やすいと感じるものを使うようにしましょう。

英語がわかるように辞書を用意する!

ちょっとした英語が判らないという場合は、英語の辞書を用意します。といってもテクニカルタームと一般的な意味は、少し違う事もあります。そんな時は、検索エンジンで「Ruby on Rails ○○(英単語) 意味」と入れると、Ruby on Rails内で使われている単語の意味が分かる事もたくさんありますよ。

Webアプリ開発ができるようセッティングを行う

Ruby on Railsは、WEBアプリ開発をおこなうための枠組みです。アプリケーション作成は、覚えてしまうとサクサクとコンピュータがやってくれます。そこまでの手順が判らない場合、動画付きのチュートリアルサイトなどもたくさんあります。そういったものを参考にして、順番通りセッティングしていきましょう。

Ruby on Railsのセットアップでつまずいたら?

Ruby on Railsのセットアップでつまずいてしまったら、焦ってしまいますよね。でも大丈夫!一度深呼吸をしてから、下にご紹介する方法を試してみましょう。

説明書をしっかりと読む

まずは、Ruby on Railsを配布しているサイトの説明書をきちんと読みます。

 

公式サイト:Ruby on Rails

もとは英語で書かれていますが、Chromeの翻訳機能を使うと自動翻訳されているので、ちょっと日本語として理解しづらい部分もありますが、けっこうわかるものです。また人気のチュートリアルサイトを熟読し、セットアップについてインストールの方法からきちんとチェックしましょう。

公式サイト:Ruby on Railsチュートリアル

自分のパソコンのスペックを確かめる

自分のパソコンのスペックを確かめることも重要です。Windowsなら、かなり古いものではなく、最新版の方が良いですよね。

またOSの空き領域や、インターネットの速度なども注意しておきましょう。すでにパソコンの動作が遅い、動画を見ようとするとグルグルまわってしばらく待たされるといったスペックでは、うまく作動しません。

ツールの使い方の専門サイトをチェックする

Ruby on Railsのツールや、Windowsで使う事になるコマンドプロンプトといったツール類は、最初に使い方をチェックしておきたいですね。つまずいてからいちいち調べていると、余計にわからなくなってしまいます。

ツールについては使い方が説明されている専門サイトがいろいろあります。見やすいものを探してチェックしておきましょう。

無料のスクールを活用する

それでも、どうしてもつまずいてしまうという場合は、自力で頑張らなくても大丈夫です。無料のスクールを活用して、プロに教えてもらいましょう。自宅のパソコンがあれば、無料で学べるスクールを次の項でご紹介します。地方在住、仕事が忙しいという方、育児中のママにもおすすめですよ。

自宅で無料で学べるスクール4選の特徴

自宅でも無料で学べるスクールを4つ挙げてみます。それぞれの特徴もチェックしてみてくださいね。

利便性が高いCodeCamp

CodeCampは、365日24時間対応してくれる、利便性の高いプログラミングスクールです。完全オンライン制なので、どこに住んでいても大丈夫です。オンラインスクールではナンバーワンの人気を誇り、満足度も高めです。すべて無償ではありませんが、無償体験がお試しできますよ。

マンツーマンのチャットサポート!TechAcademy

マンツーマンのチャットサポートが受けられて、またe-ラーニングの受賞歴もあるテックアカデミーも、プログラミングスクールでは非常に人気があります。こちらもオンラインスクールで、無料体験を実施しています。さらにエンジニア転職保証コースを選べば、転職が決まらない場合授業料が返金される制度もあります。

通わなくても本格的に学べる!WEBCAMP

WEBCAMPは、DMMが運営するプログラミングスクールです。こちらも短期間で学ぶ事ができ、やはり転職保証がついています。ウェブ上でプログラミングを学べるスクールは完全無料ではありませんが、1か月の短期集中コースで学習できますよ。

最短3か月で実務クラスに!POTEPAN CAMP

POTEPAN CAMPは、最短3か月でエンジニアとして働けるようになる技術が身につくというプログラミングスクールです。まずは無料カウンセリングを受けることができます。プログラミングの完全な初心者でも、基礎から学ぶコースがあるので安心ですよ。

【まとめ】しっかり学べば難しいと感じなくなるので頑張ろう

プログラミングも、RubyもRuby on Railsも、基礎からしっかり勉強することで、難しくてつまずくことがグッと少なくなります。

 また実践しながら毎日パソコンに触っていると、作業に慣れてかなり早く習得できるようになります。毎日こつこつしっかり学べば難しく感じなくなり、面白くなってくるので、基礎から一度頑張ってみましょう。

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