WEBサイトを作ってみたいと思いませんか? WEBサイトが作れると、自分のブログを持てたり、サイトを運営できたり、WEB関連の職業に就けたりと、様々なメリットがあります。この記事では、WEBサイトの作り方について、初心者でもスグに分かる6つの手順を紹介します。
趣味でブログを始めたい方も、本格的にWEBエンジニアを目指している方も、WEBサイトの作り方を学んでみませんか? ぜひ参考にしてください。
WEBサイトとは?役割と仕組みについて
はじめに、WEBサイトとは何なのか、WEBサイトの役割と仕組みについてまとめます。
ホームページやブログの事
WEBサイトとは、個人や企業などが作成、管理、運営を行うホームページやブログのことです。厳密には、WEBサイトはインターネット上で公開されるWEBページの集まりのことを指し、各企業や個人が運営するWEBサイトの最初のページのことをホームページと呼びます。日本ではWEBサイト=ホームページのように、あまり区別せずに使われることが多いです。
ネット上のサーバーとのやり取りで表示されている
WEBサイトは、ブラウザとインターネット上のサーバーとのやり取りで表示されています。私たちユーザーが閲覧しているWEBブラウザにWEBサイトのアドレス(URL:Uniform Resource Locator)を入力すると、そのURLを基にWEBサーバーに情報をリクエストします。リクエストを受け取ったWEBサーバーはWEBブラウザに情報をレスポンスします。このやり取りによって、WEBサーバーにある情報をWEBブラウザ上に表示するという仕組みです。
初心者でもわかるWEBサイトの作り方 6つの手順
次は、WEBサイトの作り方を6つの手順で解説します。大まかな流れとして役立ててください。
WEBサイトの骨格をHTMLで作成する
まずは、WEBサイトの骨格をHTMLで作成します。HTMLとは、Hyper Text Markup Language(ハイパー・テキスト・マークアップ・ランゲージ)の略で、WEBページの見た目を作るプログラミング言語です。文書の構造、例えば見出し、リスト、段落などといった役割やハイパーリンク、画像、動画などの埋め込みなどができます。この作成にはテキストエディタを用います。
スタイルシートでWEBサイト全体を装飾する
次は、スタイルシートでWEBサイト全体を装飾します。スタイルシートとは、CSS(Cascating Style Sheets(カスケーディング・スタイル・シート))と呼ばれるもので、WEBページのスタイルを指定するプログラミング言語です。CSSは、HTMLと組み合わせて使用するので、HTMLでの骨格作りと同時に行います。CSSでは、WEBページの色やレイアウト、プリンタでの出力スタイルなどを指定できます。
サーバーを借りる
WEBサイトを公開するにはサーバーが必要になります。作成したHTMLやCSSファイルなどの情報を置いておくインターネット上の場所がサーバーです。無料、有料どちらでも、自分のニーズに合ったレンタルサーバーを借りましょう。おすすめのサーバーは「WEBサイトを公開するおすすめのレンタルサーバー」を参照してください。
ドメインの取得を行う
ドメインとは、WEBサイトの住所です。WEBサイトのアドレスを示すURLに使用します。ドメインは、お名前.comが有名ですが、後述するレンタルサーバーでも取得できます。なお、お名前.comでもレンタルサーバーが借りられるほか、ドメインとレンタルサーバーのセットサービスもそれぞれあります。
サーバー上のドメインへ作ったファイルをアップロードする
作成したHTMLやCSSファイルをサーバーにアップロードします。アップロードにはファイル転送ソフト(FTPソフト)を使用します。ファイル転送ソフトは無料でダウンロードできます。
世界中に作ったWEBサイトが公開される
ここまでの作業で、作ったWEBサイトが世界中に公開されます。ここで気をつけなければならないのは、サーバーとドメインを関連付けるのを忘れないことです。この関連付けをすることで、ブラウザにドメインを含むURLを入力するとサーバーの情報を取得でき、ブラウザに表示されるようになります。
個性的で目立つWEBサイトの作り方
次は、個性的で目立つWEBサイトの作り方を紹介します。多くの人に閲覧してもらえるように目につきやすいWEBサイト作りの参考にしてください。
全てを自らコーディングして唯一無二のサイトを構築する
1つめの作り方は、全てを自らコーディングする方法です。既製のテンプレートを使ってWEBサイトを作ることもできますが、人気のテンプレートの場合同じテンプレートを使っているWEBサイトと似たような見た目になってしまいます。その点、全て自分でコーディングすれば、他のサイトとは一味違う唯一無二のサイトが構築できます。
WordPressを使っておしゃれなサイトを構築する
2つめの作り方は、Wordpressを使う方法です。Wordpressは無料で利用できるブログツールです。WEBサイトのデザインのことをWordpressではテーマと言います。無料のテーマと有料のテーマがあり、デザインも豊富です。プロのデザイナーがデザインしたテーマをダウンロードして使えるので、おしゃれなサイトを構築できます。
無料のサイトデザインを利用してサイトを構築する
3つめの作り方は、無料のサイトデザインを利用する方法です。WEBサイトを自作したりWordpressを使ったりするのはハードルが高いという場合に有効です。人気のデザインだけでなく、用途や目的に合ったデザインを利用すれば、インパクトのあるWEBサイトを構築することも十分可能です。
WEBサイトを公開するおすすめのレンタルサーバー
最後に、WEBサイトを公開するためのおすすめのレンタルサーバーを3つ紹介します。
エックスサーバー
公式サイト:XSERVER
エックスサーバーは、高速で、大量アクセスに強い特長をもつサーバーです。運用サイト数160万件を超える実績があります。200GB、300GB、400GBの3つのプランがあり、それぞれ月額税抜900円、1,800円、3,600円から利用できます。そのほか、SSLが無料、マルチドメインやサブドメインが無制限といった特長もあります。最大10日間のお試し期間があり、その間は無料で使えます。今なら新規申し込みで独自ドメインを無料でプレゼントするキャンペーンを実施しています(2019年7月4日18時まで)。
さくらのレンタルサーバ
公式サイト:さくらのレンタルサーバー
さくらのレンタルサーバは、44万件の利用実績のあるサーバーです。10GB、100GB、200GB、300GB、500GBとサーバーをまるごと1台専有するプランの合わせて6つのプランがあり、それぞれ月額税込129円、515円、1,543円、2,571円、4,628円、12,960円から利用できます。無料SSLが簡単に設定でき、上限はあるもののマルチドメインも利用できます。2週間無料でお試しできます。
ロリポップ!
公式サイト:ロリポップ!
ロリポップ!は、アクセスが集中してもエラーにならないようにコンテンツキャッシュや同時アクセス数拡張などの機能を持つサーバーです。10GB、50GB、120GB、400GBの4つのプランがあり、それぞれ月額税抜100円、250円、500円、2,000円から利用できます。SSLが無料で、上限はあるもののマルチドメインとサブドメインも利用できます。最大10日間の無料お試しが可能です。
【まとめ】WEBサイトの作り方は簡単!量より質でアクセスを集めよう!
今回は、WEBサイトの作り方について、6つの手順とおすすめのレンタルサーバーを紹介しました。やり方さえわかればWEBサイトを作るのはそう難しいことではありません。始めたばかりでたくさんのWEBページを作成できなくても、ニーズに合った質の高いWEBサイトでアクセスを集めましょう。WEBサイト作成の第一歩としてぜひこの記事を活用してください。