20代未経験でプログラミングを学習し、エンジニアやプログラマーとして就職することは可能なのでしょうか。そんなお悩みを持つ方に朗報です。未経験でも20代ならエンジニアとしてこれからどんどん伸びていくことが可能ですよ。
20代前半ならプログラミング未経験でも問題は無い
20代前半であれば、プログラミング未経験者でもまったく問題はありません。プログラミングは20代前半から学び始めても遅すぎることはないのです。
大学生になってからプログラミングを学んでも問題なし
プログラミングは、大学生になってから学び始めても全く問題ありません。今の子どもたちは早い子だと幼稚園児のころからプログラミングに触れていますが、だからといって全員が専門知識を得ているわけではありません。
たとえば英語と同じです。バイリンガルで育ち、幼少期からペラペラしゃべることができる子がいる一方で、本格的に学び始めたのが大学生になってからという人でも、本人のやる気次第でTOEICで高得点をたたき出すことも可能ですよね。
高校時代はまだ将来のことがはっきり決められず、大学生になってからエンジニアとして働きたいという希望が固まるというケースも少なくありません。その時から勉強を始めても、一向に遅くはないのです。
就職する時にも20代前半なら採用率が高い
就職のことを考えても、プログラマーやエンジニアなら20代前半は採用率も高いまま推移します。また20代前半なら、学習はこなしているけれどエンジニアとしての実務経験がない、いわゆる「未経験者」の募集も少なくありません。
エンジニアとしての知識はあるけれど実務経験がない人でも、より高いスキルを学べる環境に就職することで、働きながらスキルを高めていくことも可能です。
20代前半ならプログラミングも覚えやすい
20代前半であれば、プログラミングも覚えやすく、身につきやすいといえます。今はもっとも進んだデジタルネイティブ世代が社会で活躍し始めている時代です。恐れずに飛び込んで、どんどん新たな知識を吸収していきましょう。
20代後半になるまでにエンジニアデビューした方が良い3つ理由
20代前半でエンジニアデビューをすることは決して遅くはありません。でも、勉強を始めたのが20代中盤で、デビューが20代後半になってしまいそうなら、少し急いだほうが良いでしょう。その理由を3つご紹介します。
年齢が上がるごとに最初の就職が難しくなる
年齢が上がれば上がるほど、最初の就職が難しくなることはみなさんもご存知ではないでしょうか。20代後半でエンジニアとしてのスキルをマスターし、いざ就活をするとなっても、新卒採用の年齢とはかなりの差が出てしまいます。
同じ年齢ですでにエンジニアとしての実務経験を持つ転職組もいます。そうなると、実務経験がない最初の就職はかなり難しくなることが予想されますね。
フリーランスを狙うなら特に実務経験が重要になるから
いずれはフリーランスとしてより高い収入を目指したいということであれば、特にさまざまな実務経験が重要になってきます。実地でいろいろなシーンに遭遇し、困難を乗り越えた経験をたくさん積まなければ、さまざまな問題にひとりで対応しなければならないフリーランスとして独立できません。
将来的にフリーランスとして働くことを強く望んでいるのであれば、できるだけ早く就職し、たくさんの経験を若いうちに積みましょう。
将来性の高いプログラミング言語を選ぶには?
将来性の高いプログラミング言語を選ぶ事で、就職の際も、スキルアップを狙った転職でも、いずれフリーランスとして働く際も大いに役立ちます。それでは、どんな基準で学ぶべきプログラミング言語を選べばよいのでしょう。
IT関連ニュースで何が必要とされているかをチェックする
まずは、今どんなプログラミング言語が世界で注目されているのかを知る必要があります。日本で今話題になっているものだけでなく、一足先にアメリカや中国などで注目度がアップしているものなどもチェックしましょう。
プログラミング言語にだけアンテナを張っているのでは、必要な言語を見つけることはできません。例えば「仮想通貨が注目されているけれど、そのカギを握っているのはブロックチェーンで、そこで使用されているプログラミング言語はなんだろう」という具合に視野を深めていきましょう。
IT業界で関心の強いプログラミング言語をチェックする
IT業界で関心が強まっているプログラミング言語もチェックします。自分がプログラミングを学ぶ立場や、すでにエンジニアとして働く立場にいる場合は、自然と最新情報も入ってくるでしょう。
それ以外の場合は、現役エンジニアが公開しているブログなどを何本かチェックしておき、最新情報への言及をよく読むようにしておきましょう。
自分が何をしたいのかを考えて最適な言語を選ぶ
最終的には、自分が何をしたいのかを考えることが重要になってきます。アプリを作りたいのか、サイトを構築したいのかなど、やりたいことによってプログラミング言語も異なります。自分がどんな分野で活躍したいのか、どんな分野が合っているのかを見定め、それから必要となるプログラミング言語を一歩先んじて学ぶようにすると良いですね。
エンジニアになるためにプログラミング以外で必要なもの
エンジニアになるためには、プログラミング言語やプログラミングのスキル以外にも必要なものがあります。では何が必要となるのでしょうか。
コミュニケーション能力(営業に関係する)
エンジニアとしていずれ独立し、フリーランスとして働くためには、自分で仕事をゲットしなければなりません。そのためには、人脈を作ってコミュニケーションをする能力が必要です。企業で働いているうちに人脈をどんどん作り、顔を覚えてもらって独立時のために営業をしておくことも必要です。
語学力(英語が読めて書ける)
エンジニアとして働く上で、もうひとつ必要となるのが語学力です。日本より一歩先んじているアメリカの技術をいち早く学ぶには、英語力が必要です。また外資系企業で働いたり、外資系と取引をしたりするためにも語学力は欠かせません。語学力も時間がある学生のうちなどに磨いておきたいですね。
自分をアピールする表現力
自分をアピールするための表現力も、転職や独立には不可欠です。特に外資系との取引をする上では、自己アピールは非常に重要なスキルと言えます。日本の企業相手でも、他にもエンジニアが多くいる中「この人にお願いしたい」と思ってもらわなければなりません。クライアントの心をつかむための表現力もマスターしましょう。
さらなる高みを目指す向上心
エンジニアとして一流を目指すためには、常に新しい知識と技術を身につけるべく努力を続ける必要があります。
つまり、「さらなる高みを目指す向上心」が必要です。企業に勤めている間も安心せず、またフリーランスとして独立し、仕事が得られるようになっても慢心せずに、常に高みを目指して学び続けましょう。
【まとめ】エンジニアになるためには早い方が有利になる!
エンジニアになるためには、早い方が有利になります。早く学び、早く最初の就職をすることで、よりよい就職先を選ぶことが可能になります。早く就職することで、企業でたくさんの案件を経験し、さまざまな問題にも直面して、技術者としてもまれます。そういった経験が、エンジニアとしての腕を磨いてくれます。
いずれ独立してフリーランスのエンジニアとして働くのであれば、経験が多ければ多いほど実力になります。そのためにも、できるだけ早く行動をスタートしたいですね。