プログラミングをゼロから学ぶ、初心者から学ぶという場合は、基礎学習が重要ですよね。プログラミングは学習方法が重要で、自分に合ってない方法を選んでしまうと、なかなか覚えられなかったり、伸び悩んでしまったりする原因になります。
プログラミングを学ぶ前に知っておくべき4つの事
プログラミングを学ぼう!と思い立ったら、行動に移す前にまず知っておいて欲しいことが4点あります。プログラミングを学ぶ上で知っておくべきことをご紹介しましょう。
プログラミングで何ができるのかを知る
まずは、プログラミングを習うと、何ができるのか、どんな道が拓けるのかを知っておく必要があります。プログラミングを学ぶことで、プログラマーやエンジニアなどの技術者として働くことができるようになります。またIT関連企業への就職・転職も可能になります。
ホームページを作ったり、アプリを開発したりといったスキルが身につき、技術を活用してフリーランスとして独立、個人事業主として起業する人もいます。プログラミングを趣味の一環として学ぶのか、それとも将来的な仕事のために学ぶのか、目標を自分なりに設定するとよりモチベーションアップにつながるでしょう。
また目標ができることで、自分がどこまで勉強するべきなのか、どこで学ぶべきかなども考えるきっかけになります。
プログラミングは難しくても習得は可能
プログラミングをこれまで全く知らなかったという方や、パソコンやスマートフォンの操作も苦手という方にとって、プログラミングを習得することはかなり難しいミッションかもしれません。しかし難しくても、コツコツ毎日実践を続けていれば、プログラミングを習得することは可能です。また何歳になっても遅すぎるということはありません。
「自分は文系だから無理かな」「もう年だから無理かも」と諦めかけている方、文系も年齢も関係ありません。やる気があり、毎日パソコンに触ってコーディングの練習を続けて、失敗と成功を繰り返すうちに、きっと習得できるようになります。
初心者は独学で学ぶのは難しい
プログラミングを自分で簡単に学べる、という謳い文句の書籍や動画などはたくさんありますが、完全な初心者の場合、独学でゼロから学ぶ事は難しいでしょう。プログラミングの世界は非常に広大で、初心者の場合はどこから手をつければよいのか、何から勉強し始めればいいのかもわからない、ということが少なくありません。
最初はプログラミングスクールの初心者コースで、基礎学習をしっかり身につけた方が後々つまずきにくくなります。どうしてもプログラミングスクールに通う時間がない、という方は、オンライン受講が可能なスクールもあります。
一つのプログラミング言語ですべてができるわけではない
プログラミングを学ぶ上で避けては通れないのが、プログラミング言語とコーディングです。プログラミング言語は、コンピューターが理解する機械語と、私たちが理解する人間の言葉の仲立ちをする特殊な言語です。
コーディングは、このプログラミング言語を使ってコンピューターへの指示を打ち込んでいく作業です。プログラミング言語にはいろいろな種類がありますが、初心者は読みやすく打ち込みやすい言語を選ぶことが推奨されます。
プログラミング言語をひとつ覚えると、いろいろなことができるようになります。でも、プログラミング言語ひとつですべての処理が行えるわけではありません。まずは覚えやすく読みやすいプログラミング言語を学んでコーディングに慣れ、それから汎用性の高いプログラミング言語へ範囲を広げていくと良いでしょう。
プログラミングの基礎学習とは?
プログラミングの基礎学習とはどんなものなのでしょうか。学習をスタートする前に知っておきたい基礎学習の「基礎」について詳しく見ていきましょう。
プログラミングについての基礎知識
まずは、プログラミングについての基礎的な知識を学びます。「プログラミング」という言葉は、ここ数年で老若男女問わず知られるところとなりました。しかし実際何をすることなのか、ちゃんと知っているかと問われると、ちょっとあやふやですよね。
そこで、プログラミングの基礎について学びます。
- プログラミングとコンピューターの関係
- プログラミングが活用されているものたち
- プログラミングを学ぶ事でどんな技能が得られるのか
- プログラミング的思考力とは何か
今後は小学校からプログラミングを学んでいくことになります。子ども達が「常識」として学ぶ正しい知識を、改めて学ぶ事ができるのです。
プログラミング言語について知る事ができる
プログラミング言語についても知ることができます。プログラミング言語とはどんなものかということをはじめとして、さまざまなプログラミング言語について学べます。
- プログラミング言語とは何か
- プログラミング言語の役割
- プログラミング言語の歴史
- 目指す将来のためにはどの言語を学ぶべきか
- 実際のさまざまなプログラミング言語について
プログラミング言語について学ぶ事で、自分の目標もなんとなく見えてくるでしょう。
プログラミング学習をする時の環境を知る事ができる
プログラミング学習をする時には、どんなものが必要になるのか、環境についても知ることができます。パソコンは実際に購入した方が良い、どんなレベルのパソコンが良い、といったことから、オンラインスクールが良いのか、実際に通うタイプのスクールがおすすめなのかも分かってきます。
プログラミングの可能性を知る事ができる
プログラミングの可能性を知ることもできます。今、プログラミングはAIやVRなど最先端技術にも使用されています。
今後はどこでも使えるキャッシュレス決済や完全自動運転自動車など、もっと活用される場が増えてくるでしょう。こうした可能性を知ることで、今後どんな活躍の場が待っているのかも知ることができます。
プログラミングの基礎学習の始め方
プログラミングの基礎学習について理解したら、いよいよ本格的な基礎学習をスタートしてみましょう!プログラミングの基礎学習の始め方を順番にピックアップしていきます。
まずは学ぶプログラミングを決める
まずはどんなプログラミングを学ぶかを決めます。たとえばホームページを自分で作ってみたい、スマホアプリを作りたい、といった具合です。もちろんいずれはプログラマーやエンジニアとして就職し、独立してフリーランスで活躍したいという未来予想図も描いてみましょう。
プログラミングに適した環境を整える
次にプログラミングに適した環境を整えます。自分が得たいと思うスキルに合わせてパソコンや周辺機器などを揃えましょう。
もしこれまで家にパソコンがなかったという場合は、Wi-Fiから設置しなければならないケースもあるでしょう。契約している携帯電話会社やキャンペーン中の企業など、比較検討してネット環境も整えましょう。
プログラミングについての書籍を見る
一応、プログラミング初心者むけの書籍も読んでみましょう。まずはネットで口コミを見て、どの本がいいかなというアタリをつけます。次に、実際本屋さんなどで中身を確認してみて、自分が分かりやすく読みやすいものを選ぶと「積読」になりにくいですよ。
プログラミングスクールで学ぶ
最終的に、プログラミングスクールを選んで学習スタートです。プログラミングスクールは、本当の初心者であれば通うタイプでネットでサポートも受けられるところがおすすめです。つまずいた時にもすぐに講師がサポートしてくれるので、つまずいたところで嫌になってしまい、ますます分からなくなるという負のスパイラルも防ぐことができます。
プログラミングは基礎学習が終わってからが大事
プログラミングは基礎学習が終わってからが本番です。基礎学習が終わってから何をするべきなのかをチェックしてみましょう。
プログラミングの復習を行う
プログラミングの復習を必ず行います。プログラミング「言語」というように、プログラミングは外国語と同じです。一度覚えても使わなければどんどん忘れてしまいます。必ず習ったことを復習し、できればもっと高いスキルのプログラミングができるようになるよう、勉強を続けていきたいですね。
毎日プログラミングを行う
復習とほとんど同じですが、毎日プログラミングを行う事も重要です。毎日手を動かさなければ、やはり忘れていってしまいます。
簡単な仕事を請け負ってみる
何も目的がないのにプログラミングを復習し続けるのは、とても難しいことですよね。そこで、簡単な仕事を請け負ってみましょう。お小遣い稼ぎになりますし、慣れてくればれっきとした副業になります。いずれ独立できるまでに伸びる人もたくさんいます。
【まとめ】基礎学習はエンジニアになるための土台!
プログラミングの基礎学習は、エンジニアとして活躍するための土台固めです。あやふやな知識の上には、砂上の楼閣しか建ちません。技術者となるには、しっかりとした土台を造らなければなりません。そのためにも、基礎学習が非常に大切なのです。