プログラミングの学習は、まとまった時間が必要で学校に通ったりしなければ分からないと思っている方もいるかもしれません。自分が何を作りたいか、どんなプログラマーになりたいかを考えると学習の計画を立てやすくなります。プログラミング学習を、難しいと考えてしまう理由や、学習するときのポイントについてご紹介していきます。
プログラミングの学習をした方が良い理由
プログラミングの学習は、何故今しておいた方がよいのかをご紹介します。IT系の業界は、新しい技術が次々と出てきます。そのため、専門的な知識やプログラミングスキルがある人材は、そう多くはいないのです。
世界中でエンジニア不足!仕事に困らない
日本では少子高齢化の影響で、エンジニアの数が今後足りなくなることが予想されています。IT化が進む時代で、エンジニアが足りないのは深刻なことです。エンジニアが不足しているのは日本だけではなく、世界中で同じことが言えます。
これからプログラミングを学習する方にとっては、案件が数多くあるということは嬉しいことです。AIやロボットなどで、単純な作業が自動化されていっても、人間がやる仕事は必ずあります。
プログラミングのスキルがあるだけで、日本だけではなく海外で働くという選択肢を持つことができます。海外で暮らしたい方や、広いフィールドで仕事をしたい方にとっては、今プログラミングを学習することがおすすめです。
企業に勤めていなくても仕事をする事ができる
パソコンとインターネットの接続環境があれば、会社に通勤しなくても仕事をすることができます。満員電車での通勤はどんな人でも、ストレスになるものです。近年では、リモートワークを採用している企業も出てきています。
会社員としてだけではなく、エンジニアはフリーランスとして生活をしていくことも可能です。自分にはどのような働き方が向いているのか、どのようなスタイルで仕事をしたいかを考えることが目標を立てるためには必要です。
在宅で好きな時間に稼げる
フリーランスのエンジニアは、在宅で案件を請け負って仕事をしていきます。一般的に会社勤めの場合は、週5日の勤務になります。フリーランスのエンジニアは、必ずしもそうとは限りません。
まとめて仕事をして、他の人より長く休暇を取ることも可能です。始業や終業の時間が決められていないので、自分が好きな時間帯で仕事をすることができます。自分が集中できる時間に仕事ができるというのは重要なことです。
子育てや介護などで在宅で仕事をしたい場合には、フリーランスのエンジニアとして仕事をしていくのも選択肢に入れておくことがおすすめです。
住む場所にとらわれずに好きなところで生活ができる
多くの企業は都市部に集中しており、通勤するためには引越しが必要となる方もいます。フリーランスのエンジニアの場合は、通勤する必要がないため自分が好きな場所に住みながら仕事ができます。
結婚や家族の転勤などで引っ越す場合も、転職活動をせずにこれまでの仕事を引き続きすることができます。
プログラミングの学習が簡単じゃないと思う5つの理由
プログラミング学習が難しそう感じる理由は、1つだけではありません。様々な理由が重なり、難しそうに見えています。プログラミングを学習するときに、ハードルが高いと感じるものをご紹介していきます。
プログラミングそのものが難しそうに感じる
多くのプログラミング言語は、英数字や記号でプログラムコードが記述されています。慣れている人にとっては、簡単に見えますが初めて見る人にとってはさっぱり分からないことが多いです。
パソコンの画面にずらずらと英語が書かれているのを見て、そこでまず苦手意識を持ってしまうといったことがあります。
最初はどうやって勉強すれば良いのかがわからない
プログラミングを勉強する方法自体が分からず、何から手をつけたらいいのか困ってしまうということもあります。独学で身につけられるものなのか、スクールに通った方がよいのかどちらが自分に向いているのかを知るのは難しいです。
勉強をするのに莫大なお金がかかりそう
独学をする場合でも、スクールに通う場合でも、多かれ少なかれ時間もお金もかかります。プログラミング関連の技術書は、分厚く値段も高いものが多い印象があります。そのため、独学で勉強するには、コストが掛かりすぎてしまうといった不安を覚えてしまいます。
プログラミングスクールも、様々なものがありますが授業料はそれぞれ異なります。どれも安い金額ではないので、最終的にかかる金額を考えて諦めてしまう場合もあります。
全く勉強をしないでできるものではない
プログラミング言語は、何も知らないままやろうとしてもできません。基礎的な部分を勉強していないと、正しい構文で書くことができずエラーとなってしまいます。日本語が読めればなんとなくできるという訳でもないので、プログラミングをしようと思ったときには参考になるものが必要です。
実務経験が無いと仕事をとるのが難しい
フリーランスのエンジニアとして働いている方は、日本だけではなく世界中にいます。そもそも実績がないと、フリーランスとして仕事を請け負うことは難しいこともあります。全く実務経験がない場合は、一度企業に就職して実績を積むか、クラウドソーシングサイトなどで案件に応募して実績を積む必要があります。
プログラミング学習は意外と簡単にできる!
プログラミングを学習する前には、難しい印象がなかなか拭えないものです。きちんと計画を立てて、自分に合った学習方法で学べば難しいものではありません。プログラミング学習を、簡単に進めていくコツについてご紹介していきます。
プログラミング言語によっては独学でも学ぶ事ができる
学習したいプログラミング言語によっては、独学での勉強でも学習を進めていくことが可能です。初めてプログラミングを学習する方向けの、簡単な参考書や入門書は書店や通販で入手することができます。
インターネットで検索をすれば、初心者向けのプログラミング学習サイトや参考サイトが数多く出てきます。それらを参考に真似ながら学習をしていくことで、プログラミングのスキルを少しずつ磨くことができます。
独学をする場合は、期間は長く必要になることもあります。分からないことを自分で解決したり、モチベーションを保って学習を続けていく力がある方には独学での学習も難しくはありません。
プログラミングスクールを上手に活用すれば簡単に覚えられる
プログラミングスクールで学習をするのも、ひとつの方法です。少人数制、マンツーマン、オンライン受講などスクールやコースによって様々なものがあります。近くにスクールがある場合は、会社帰りなどに寄って学習を進めていくことも可能です。
プログラミングスクールでは、プロのエンジニアによる指導や適切な教材を元に学習を進められるメリットがあります。短期間でプログラミングのスキルを身につけたい方には、プログラミングスクールを活用した学習がおすすめです。
プログラミングを習得し独立するまでの手順
プログラミングは自分に合った学習方法で、学んでいくことができます。フリーランスとして独立して、仕事をしていくには学習した後が大切です。どのような手順が必要になるのか、ご紹介をしていきます。
プログラミングを習得する
まず第一には、プログラミングの知識やスキルを身につける必要があります。自分がやりたい分野に合わせて、プログラミング言語の学習を独学やスクールで進めていきます。プログラミングスキルだけではなく、コミュニケーションスキルやアイディア力も大切です。
新しいものに目を向けて柔軟に対応できるような姿勢を身につけつつ、学習していくとプログラミング習得までの道が簡単になります。
まずは企業などへ就職をして実務経験を積む
未経験者を採用している企業で、まずは実務経験を積んでいきます。自分のやりたい分野の企業で、開発を経験することで実際には何が必要なのかがはっきりと見えてきます。実務経験を積みながら、自分に足りない知識やスキルを学習して身につけていきます。
1年~2年くらいで副業を開始する
実務経験を積んでいき仕事に自信がついてきたら、副業で案件を請け負って少しずつ仕事を始めてみます。いきなり始めても仕事を請け負うことは難しいので、クラウドソーシングサイトなどを活用して希望の案件に応募して仕事をこなしていきます。
いくつか案件をこなしたらいよいよ独立を決行する!
自分で案件を進められるようになってきたら、いよいよフリーランスとして独立をするときです。フリーランスとして仕事をするには、自分のスキルが分かるようなポートフォリオのWebサイトを制作しておくことがおすすめです。自分の経歴や得意なスキルをアピールするのに、ポートフォリオはとても有効です。
【まとめ】楽しく学んで稼げるエンジニアを目指そう!
プログラミングを簡単に学習していくためには、興味を持った分野の学習をしていくことが大切です。興味のあるものは、もっと知りたいと思い楽しく学習を進められるメリットがあります。
今後エンジニアが不足していくことを考えると、プログラミングに興味がある方は今のタイミングで学習をして経験を積んでいくことがおすすめです。自分の好きな働き方で、お金を稼ぐことがフリーランスのエンジニアでは可能です。