あなたがプログラミングを学ぼうと思ったきっかけは何ですか?副業狙い?今の仕事をステップアップするため?だけどいざ始めてみようと思うと意外と難しいものなんですよね。特に独学で学ぼうと思うと大変です。何から勉強したらいいのか、どこが間違っているのかを考えていると、勉強するぞ!と誓った時のモチベーションを保つことすら難しくなります。
では、初心者からプログラミングを勉強して仕事にした人はどんな挫折を乗り越え、どんな方法を使って勉強したのでしょうか?初心者がぶつかりがちな壁と、その乗り越え方をご紹介します。
プログラミングを挫折してしまう4つの理由
プログラミングを学ぼうとして挫折してしまう人は少なくありません。恐らく大抵の人はこのような理由で挫折してしまうのではないでしょうか。あなたも心当たり、ありませんか?
プログラミングの種類が多い
プログラミング言語は200種類以上も存在すると言われています。その中で実際に使われているものは一部ですし、言語によって難易度も違います。言語によって得意分野もありますので、プログラミングを学ぼうと思ったらまず、どの言語を学びたいかを絞ることが最重要です。
何をしたいか、そのためにはどの言語を勉強すればいいか、その言語は習得しやすいものか。まずはここをはっきりとさせない限り、スタート地点にも立てていないのと同様なのです。
独学で挫折
プログラミングを学ぶにはある程度の初期投資が必要です。言語によってはソフトウエアのインストールが必要なものもありますし、独学で学ぶにしても参考書くらいは必要です。スクールに通わず、独学で学ぶのは初期投資は少なくて済みますが、理解できない課題にぶつかっても自身の力で解決しないといけません。
そんな時は、まずは簡単な言語から学んでみるのもいいでしょう。HTMLはパソコンさえあれば始められますし、すべての言語に通じる知識ですので、勉強の入り口として学ぶことをおすすめします。
勉強する時間が無い
今の生活をしながらさらに勉強の時間をつくるのは至難の業です。ついつい後回しにしたり日にちが開いてしまうと、もう一度始めるのがおっくうになってしまいますね。まずは毎日10分ずつでも習慣づけてコードに慣れることから始めましょう。スマホのアプリなど簡単に取り入れられる教材もあります。移動の時間やランチタイムを有効活用して勉強習慣をつくり上げましょう。
モチベーションが上がらない
参考書どおりに書き上げたのに動かない。つまづいたところの解決方法がわからない。勉強の成果が出ないと楽しくないですよね。そして楽しくないとモチベーションも上がらず、続けることが苦痛になる。
そんな時は、パソコンを閉じて、頭の中でプログラミングしてみましょう。綴りが多少間違っていても工程を組み立てる練習になりますし、組み立ったら実際に動かしてみたくなりますよね。ちょっと無謀なプランでも頭の中で考えるだけならワクワクしませんか?
プログラミングが理解できない2つの原因
プログラミングが理解できない、と漠然と考えて迷宮入りしていませんか?実はそれ、理解できないのではなくどうして理解できないかを考えていない可能性があります。
何がわからないのかがわかっていない
組み立てたプログラムが思いどおりに動いてくれない時、どこを間違えたのか、そもそもやり方が間違っているのか、自分では判断できない時もあるでしょう。独学で学ぶからこそぶつかる壁ですね。そんな時は「パイザ」や「codeprep」といったチャットで質問できるサービスを活用してみませんか? どちらも無料で使えますし、動画授業などもありますので、あなたの強い味方になってくれること間違いなしです。
パイザ
公式サイト:パイザ
CODEPREP
公式サイト:CODEPREP
わからないところはわかっても先に進めない
どこがわからないかまではわかったけれど、その解決方法がわからない。そんな時は誰かに聞いてみるのが一番の解決方法です。もしあなたの周りに詳しい人がいるのなら、相談してみるのがいいでしょう。相談する人がいない場合は先ほどご紹介したチャットなどを利用して、「わからない」を解決しましょう。わからないところを放置してしまうと同じところでつまづいてしまいます。基礎を固めて応用力を伸ばす土台をしっかりとつくり上げましょう。
プログラミングが理解できない時はどうすべき?
さて、ここまで読み進めてあなたの課題は以前よりもはっきりとしてきたでしょうか。つまづいていた部分はどこか、何から改善すればよいか、そんな課題がはっきりとしていればいいなと願うばかりです。では、改めてプログラミング学習を始めるにあたり、何から見直せばよいのでしょうか。
学ぶプログラミング言語を決める
あなたが今目指したい分野が決まったら、その分野に最適な言語を選びましょう。たとえばスマホのアプリ開発をしたいなら「Java」、iPhoneアプリならSwift、WEBサイトをつくりたいなら「PHP」がおすすめです。
また、最近人気なのは「Python」です。難易度が低く、比較的簡単に習得できる上、データ分析が得意な言語なのでAI技術には欠かせない言語になるでしょう。WEBアプリの開発にも活用できますので、これから需要が伸びることも間違いありません。まだそれほど浸透していない言語ですので、今から習得するのにもってこいの言語です。
目標を立ててモチベーションを上げる
あなたはもともと何をするためにプログラミングを学ぼうとしたのでしょうか。会社でのステップを狙ってなら、どのレベルまで知識を身に着けたら仕事に役立つのかを考えてみましょう。副業目当てなら、フリーランスの求人を見て、どんな知識がどの程度あれば仕事がもらえるのかを調べてみましょう。
目標を明確化し、自分がどこまで到達してあと何をすべきかを「見える化」することは、モチベーションを上げることにつながります。
どうしても頭に入らない時は一度離れる
どうしても頭に入らないなら、やめるというのもひとつの選択肢です。そもそも、仕事はIT業種だけではありません。違う業界、違う業種で自身のステップアップを望むことだってできるのです。プログラミングが本当に自分のやりたいことなのか、今一度考えてみましょう。
それでもプログラミングを理解したいなら
それでもやはり、プログラミングを勉強したいと思うのならば、勉強方法を変えてみましょう。今は無料でも動画やチャットで学べる環境が整っていますし、スクールに通うことでこれまでつまづいていた課題が解決するかもしれません。あなたに合った方法を探すことから再開してみましょう。
プログラミングスクールに通う
プログラミングスクールに通えば、わからないところやエラーの原因をすぐに見極めてもらえますし、カリキュラムをこなすことで効率的に学ぶことができます。キャリアプランや学習プランなども一緒に考えてくれます。ほとんどのスクールでは入会前のカウンセリングであなたの目標やレベルをヒアリングし、学習プランを立ててくれます。
また、スクールによってはマンツーマンで指導してくれるところや、転職サポートや企業紹介を行うスクールもあります。無料体験を実施しているスクールも多いので、まずは一度足を運んで相談してみましょう。
自宅で学べるスクールで学ぶ
オンラインレッスンをメインにしているスクールも数多くあります。オンラインレッスンを受けるメリットは、通学時間を勉強時間に充てられたり、家の近くにスクールがない人でも気軽に学ぶことができる点です。オンラインといっても教室で学ぶのとそん色ない授業を受けることができます。
また、費用も通学型よりも安い場合も多く、コストを抑えるメリットもあります。通学スタイルの教室と同じく、カウンセリングや転職サポート、無料体験を行うスクールもありますので、授業内容と合わせてチェックしてみてください。
【まとめ】プログラミングが理解できない時は一度リセットしよう!
いかがでしたでしょうか。あなたの課題は解決できそうですか? 学習方法や言語など、見直す必要はあったでしょうか。一度パソコンを閉じて、あなたの課題を見直す時間を持つことで見えてくるものもあるはずです。あなたにとって本当にプログラミングの勉強が必要かどうかもわかったのではないでしょうか。この記事であなたのエンジニアとしての第一歩に近づくお手伝いができることを願っています。