クラウド会計・確定申告

WEBディレクターの経費とは?3つ以外のほとんどは経費になる

WEBディレクターとして起業し、個人事業主となったら、時間も内容も自由な仕事が可能になります。でも、ひとつちょっと面倒なことが待っています。年度末にやってくる、確定申告の手続きです。 

確定申告は、断然青色申告の方がお得になります。節税効果も大きく、メリットもいろいろあります。 

でもちょっと帳簿付けが面倒……という方、今は会計ソフトがとても優秀で、白色申告とほぼ変わらない手間で青色申告ができるんですよ。そこで、毎日の帳簿付けに必要になる経費の勘定科目をチェックしてみましょう。

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そもそもWEBディレクターとは?

そもそもWEBディレクターとはどんな仕事なのでしょうか。ウェブデザイナーやウェブライター、エンジニアのような実務とはちょっと異なる、いまひとつ把握しづらいその仕事の内容についてご紹介しましょう。

WEBサイト制作の進行管理や品質管理を行う

まず、WEBディレクターは、WEBサイト制作の進行管理や品質管理を行う役目をもっています。 テレビ業界ではよく「ディレクター」という言葉が出てきますよね。ディレクターは、番組の演出や監督を行う人のことで、制作責任者でもあります。

もともと、ディレクター(Director)の本来の意味は、製品や制作物の制作自体、また質の向上に責任を持つ立場の人、という意味です。他の業界では現場監督、現場指揮、リーダー、マネージャーといった呼び方をすることもあります。音楽の指揮者もDirectorです。

同じような言葉にプロデューサーがありますが、ディレクターとプロデューサーがいる場合、プロデューサーの方が立場は上になり、総指揮を取ることになります。

WEBサイト制作スタッフをまとめる

WEBディレクターの仕事のひとつに、サイトなど制作物に関わる制作スタッフをまとめる、というものがあります。

大きなWEBサイトを立ち上げる場合や、職場にいろいろな専門職の人がいる場合、ひとつのサイトを構築するまでに、エンジニアやデザイナー、ライター、カメラマンなど、実にさまざまなプロフェッショナルが関わります。

これらの人々を取りまとめ、納期に間に合うようにスケジュールを組んで、それぞれに仕事を割り振り、出来上がったものをひとつのコンテンツやサイトに仕上げていく、その指揮を執ります。みんなが同じ職場にいて、その都度顔を見合わせて会議をしていければいいかもしれませんが、今はそれぞれ自宅でフリーランスとして働いているというケースも少なくありません。

そういった人々をまとめ、つなぎ、それぞれの仕事の量やスキルに合わせて仕事を割り振り、納期までに体裁を整えて、より品質を高めていくことが仕事になります。

コツを掴めば高額報酬を得る可能性がある仕事

WEBディレクターには、WEB関連で仕事をする人に求められる、IT関連の知識やスキルの他に、高いコミュニケーション能力やスケジュール管理能力、人の実力を見極めて仕事を割り振る能力などが求められます。

デザイナーやライター、エンジニアにも、「WEBに対する知識」と「自分の専門に関する高い知識と自信」、「コミュニケーション能力」や「スケジュール管理能力」は求められます。しかしWEBディレクターは、それよりはるかに複雑な仕事の手順と人間関係を取りまとめる必要があるため、より高いスキルが求められているのです。

コツを掴んでチームがスムーズに動くようになってくると、よりスタッフとツーカーの関係になり、素早い判断も可能になります。WEBディレクターとしての能力を遺憾なく発揮できるようになることで、高額報酬も夢ではなくなります。

WEBディレクターの基本的な経費について

それでは、WEBディレクターの確定申告における基本的な経理についてご紹介します。認められるもの、割合によって「交渉で変わる」ものなどいろいろあります。

自宅がオフィスの場合は家賃水道光熱費の一部

自宅がオフィスと兼用になっている場合は、家賃や水道光熱費なども対象になります。ただし、自宅のうちどれくらいの面積と時間がオフィスとして使用されているかによって、対象も異なります。

自宅が戸建てなら固定資産税、賃貸であれば家賃を、使用している面積と時間で按分して、経費として計上できます。水道光熱費も同様です。電気代はパソコンなどの機器に使用しますが、ガス代や水道代の按分はかなり少なめになるでしょう。

仕事に使った交通費や旅費

仕事で出張に出かけた時の交通費や出張宿泊費などの旅費も経費になります。また仕事上どうしても必要なセミナーや同業者の集まりといったことにかかる交通費・旅費なども経費として計上しましょう。

営業のための接待交際費

WEBディレクターの仕事には、営業も含まれます。お得意様や過去のクライアントから紹介をしてもらって、仕事の幅を広げていくということも多々ありますよね。そんな時、ランチやディナーを共にしたり、季節ごとの贈答品を欠かさずに行ったり、新装開店でWEBサイト構築をした場合にお花を贈ったり、といった接待交際費も経費に含まれます。

切手や印紙などの租税公課

切手や印紙、固定資産税といった租税公課も経費として計上できます。租税は税金のこと、公課は国や公共団体に対する会費等、公的な課金のことです。

オフィスで使っている文具など

オフィスで使っている文房具などは、どんな職種でも必需品ですよね。ホワイトボードや専用ペン、ボールペンやカラーペン、はさみや付箋紙などは、消耗品として計上します。文房具のような消耗品で、値段が10万円に満たないもの、もしくは減価償却の法定期間が1年未満のものが、消耗品となります。

WEBディレクターの経費として認められるもの

WEBディレクターならではの経費として認められるものもあります。これまで経費として計上していなかった場合は、ぜひ経費として申告しましょう。

外注への発注費用

外注への発注費用は経費になります。フリーランスのWEBディレクターとして働く方の中には、同じくフリーランスのエンジニアやライター、デザイナーといった人々にコンテンツを外注する方も多いですよね。

そういった外注で発生した発注費用も経費として計上できます。外注している場合はチェック忘れがないようにしましょう。

プロバイダや電話などの通信費

プロバイダや電話などの通信費は、WEBディレクターとして働く上で決して忘れてはならないものです。

資料や仕事で必要な資格取得の費用

資料として必要な書籍や有料の情報サイト料、また仕事で必要な資格を取得するための費用も、必要経費になります。書籍を買う場合など、消耗品も同様ですが、ネットショッピングで買ってしまうことも多いですよね。そういった場合も、領収書やレシートを必ず保管しましょう。

WEBサイトの制作に使用したソフト

WEBサイトの制作で使用したソフト代なども経費として計上できます。プロ向けのWEBサイト制作サービスはたいてい有料ですが、こういった出費も計上しておきましょう。

パソコンなどの減価償却費

パソコンなど10万円を超える機器類などは、減価償却費として計上します。パソコンは法定の期間が4年なので、買った時の金額を年数で割って毎年計上する形になります。

WEBディレクターの経費として認められないもの

WEBディレクターの経費としては認められないものも、もちろん存在します。WEBディレクターの経費として計上できないものをピックアップします。

在宅の場合は家賃水道光熱費全てが認められるわけではない

在宅で仕事をしている場合は、家賃・水道光熱費は生活にも使用します。むしろ生活で使用する方が多い水道代やガス代などもあります。こうしたものは、先ほどご紹介した「按分」(仕事で使用する面積・時間・量)を計算して、必要な分だけ計上します。

仕事と関係ないソフトや書籍

仕事とは関係しない、趣味で買ったゲームソフトや書籍なども、当然ですが経費にはなりません。

個人の衣食住に関係する生活費全般

WEBディレクター故人の衣食住に関する生活費全般も、仕事に関わるお金とは見なされません。生活と仕事の領分をきちんと分けておきましょう。

【まとめ】賢く申告して税金を安く抑えよう!

自宅でも仕事ができるWEBディレクターですが、実際はさまざまな場所へ出張していったり、さまざまなプロたちのスケジュールを擦り合わせてサイトを完成させるなど、仕事はかなり大変です。 

しかし会計ソフトなどを活用して、毎日の帳簿付けを簡単作業にし、青色申告にすることで節税効果もアップします。また経費として落とせるお金も大きくなります。賢く申告をして、税金をできるだけ安く抑えるように考えてみましょう。

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