クラウド会計・確定申告

青色申告の帳簿が面倒だと思う4つの理由と各書類の保存期間

青色申告が推奨されていますが、「青色申告は帳簿付けが面倒そう」「記帳や簿記なんてやったことがないから分からない」といった理由で敬遠されがちです。しかし青色申告をすることで、大きな節税効果を得ることができるのです。青色申告の帳簿が面倒だと思われてしまう理由と、各書類の保存期間について見ていきましょう。

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青色申告は難しい!?その理由を4つあげてみました

青色申告はとにかく「難しい」「できない」という方が少なくありません。そう思われてしまう4つの理由をご紹介します。

理由①:難しいというより面倒だと感じる方の方が多い

青色申告には提出が定められた必要帳簿があり、その数も白色申告と比較すると膨大な量になります。帳簿は毎日きちんと管理しなければならないものなので、難しいというよりも「面倒だ」と感じる人が多いのです。

理由②:税務署に事前に申請が必要な点

青色申告をするためには、事前に税務署へ承認申請を行う必要があります。確定申告が目前に迫ってから「今年は青色申告で確定申告をしようかな」と思いついてもできません。そのため、事前申請という手間がかかる面倒さが敬遠されやすい理由のひとつになっています。

理由③:記帳が複式で面倒な点

記帳は、白色申告の場合単式簿記といって家計簿のようにシンプルになっています。毎日の支出とお金の流れが分かれば大丈夫なので、簿記のことが分からないという方でも比較的簡単に記帳できます。

しかし青色申告の場合は、正規の原則に従って複式簿記により記帳された帳簿が必要になります。これは素人では難しく、ある程度簿記の知識がなければできません。また後でまとめて記帳するというものではなく、まめに毎日記帳しなければなりません。そのため、面倒だと思われているのです。

理由④:貸借対照表や損益計算書を作成しなくてはならない

提出する帳簿が非常にシンプルな白色申告と比較して、青色申告は提出しなければならない帳簿が複雑で、専門知識が必要というイメージがあります。主要簿はもちろん、補助簿と呼ばれる帳簿も必要です。

そのほかにも青色申告決算書と呼ばれる、貸借対照表や損益計算書も作成しなければなりません。簿記に知識がない人にとっては、難攻不落に思えますよね。

青色申告で必要な帳簿について

それでは、青色申告で必要な帳簿についてひとつひとつ見ていきましょう。どんな帳簿をつけなければならないのでしょうか。

仕訳帳

仕訳帳とは、日付順に1月1日から12月31日まで並べて管理されている帳簿です。一日に行われたすべての取引が記載されています。

総勘定元帳

総勘定元帳は、勘定科目ごとに取引を記録しておくための元帳を、すべての取引分ひとつにまとめたものです。元帳をすべてまとめた帳簿を総勘定元帳と呼んでいるのです。上の仕訳帳と、総勘定元帳の2種類が、主要簿と呼ばれる帳簿です。

現金出納帳

現金出納帳は、現金で行われた取引について、発生順・日付順に記録しておいた帳簿になります。

売掛帳

売掛帳とは、商品を売った際、その時には代金を回収せず、取引先が後日支払いを行う取引で発生する売掛金を記録しておく帳簿です。

買掛帳

買掛帳は、売掛帳とは逆に、自社が仕入れを行った商品や材料の支払いが、後日になる場合の取引で発生する買掛金を記録しておくための帳簿です。

経費帳

経費帳は簡易帳簿のひとつで、簿記や帳簿の知識がなくても比較的簡単に付けられるものです。仕入れ以外で仕事に必要となる経費を記入します。

固定資産台帳

固定資産台帳は、仕事を行うために関わる建物や、10万円以上の高額な備品といった固定資産を購入した情報を記録するための帳簿です。購入日や金額、購入したものの名前などを記入します。

ここまでが、補助簿と呼ばれる帳簿になります。どんな帳簿を作成しなければならないかなどは、税務署などでチェックしてもらうとよいでしょう。

青色申告をする上で必要な書類

青色申告をする上で、必要となる書類はまだあります。これまでは帳簿についてご紹介してきましたが、今度は書類について見ていきましょう。

損益計算書(決算関係書類)

決算関係の主な書類には、損益計算書と貸借対照表があります。損益決算書は、青色申告で提出が義務付けられている青色申告決算書という4ページにわたる書類の1ページ目から3ページ目ににあたります。

通常1月1日から12月31日までの1年間の収入や必要経費を記入し、その上で所得がどれほどあったのかが計算できるようになっています。

貸借対照表(決算関係書類)

貸借対照表も、決算関係書類のひとつです。青色申告決算書の4ページ目にあたり、1年間の事業資産や負債などを記入します。

棚卸表(決算関係書類)

棚卸は、決算日に行うもので、在庫商品や消耗品といった在庫がどれくらいあり、その金額がどれだけになるかを計算するものです。小売業や飲食業といった業種でよく行われます。この棚卸の詳細を記したものが棚卸表になります。これも決算関係書類です。

領収書(現金預金取引等関係書類)

領収書は、現金預金取引等関係書類になります。領収書は取引の証拠として発行されるものですが、レシートや受領書、お買い上げ伝票なども含まれます。

小切手控(現金預金取引等関係書類)

小切手控も現金預金取引等関係書類になります。大きな取引などで現金を直接受け渡ししない場合、小切手が使用されます。その際の取引の証拠になるのが、小切手控です。

預金通帳(現金預金取引等関係書類)

預金通帳は取引を記帳したものが現金預金取引等関係書類になります。事業用の通帳と家計の通帳が混在していて、しかも複数あると非常に面倒です。事業用の通帳をまとめて1冊にし、こまめに記帳すると、最終的にわかりやすくなります。

請求書(その他の書類)

納品した商品に対する対価を求める書類である請求書も必要書類になります。その他の書類として分類されます。

見積書(その他の書類)

見積書とは、商品や製品などの取引条件や金額などを、取引先に見積もりとして提示するための書類です。見積書もその他の書類に分類されます。

契約書(その他の書類)

契約書は、取引先と契約を結んだ時に交わす書類です。契約書もその他の書類として分類されます

納品書(その他の書類)

納品書は、商品を納品する際に発生する書類です。これもその他の書類として分類されます。

送り状(その他の書類)

取引に関して作成した送り状や、受領した際に受け取った送り状も保存義務があります。それらの送り状もその他の書類となります。廃棄せず、きちんと保存しておきましょう。

青色申告の帳簿や必要な書類の保存期間について

青色申告の帳簿や必要な書類については、それぞれ保存期間が決められています。これらの保存期間を見てみましょう。

帳簿は7年間保存する

帳簿に関しては、7年間保存する必要があります。毎年溜まっていくものなので大変ですが、7年間は保存してくださいね。

決算関係書類・現金預金取引等関係書類も7年間保存する

決算関係書類も7年間保存する必要があります。領収書など膨大な量になる書類もあるので、ゴチャゴチャにならないように整理しておきたいですね。

その他の書類は5年間保存する

その他の書類に分類されるものは、5年間保存する必要があります。これらの方が少々期間は短いですが、年度ごとに分類して保存しておきましょう。

青色申告の帳簿が面倒な時に利用すべきソフトについて

青色申告の帳簿が面倒!と感じた時には、会計ソフトや確定申告ソフトを活用すると簡単に手続きができるようになりますよ。

MFクラウド

MFクラウドは、クラウド会計ソフトでもトップクラスの人気を誇る会計ソフトです。日々の取引を記録するだけで、面倒な確定申告に必要な書類を揃えることが簡単になります。

スマホアプリMonelyze(マネライズ)もおすすめ!

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スマホアプリのMonelyze(マネライズ)も、家計簿ソフトとして人気があります。会計ソフトとしても使用する人が多く、人気があります。スマホで操作できるから、毎日の帳簿つけも思いつたらすぐOK!つけ忘れが少なくなります。

【まとめ】青色申告の帳簿づけは慣れれば簡単にできる!

青色申告の帳簿付けは、一見とても面倒に感じます。しかし、一度コツをつかみ、さらに人気の優れた会計ソフトを活用することで、とても簡単にできるようになります。しかもe-Taxを活用すれば、税務署に出向く必要すらなくなります。最大で65万円の控除が受けられる、青色申告は、事業主のための確定申告。会計ソフトと二人三脚でぜひトライしてみましょう。

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