クラウド会計・確定申告

Macで確定申告!e-Taxを使う時の4つの注意点と手順

そろそろ確定申告の時期ですね。皆さん準備はできていますか?

申告時期の後半ともなると、税務署の窓口は大変込み合います。そんな混雑を回避できる、国税電子申告・納税システム(e-Tax)ですが、実は最近、Macにも対応してるってご存知でしたか?

もともとはWindowsしか対応していませんでしたが、最近は個人事業主の方でMacを使う方が増えてきたので、その影響でしょうか。このページでは、Macでe-Taxを利用する方法を説明します。

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初めての確定申告!e-Taxって何?

税金の手続きをインターネットでできるシステム

まず、e-Taxとはどのようなものかを説明します。正式名称を「国税電子申告・納税システム」といい、オンラインで確定申告を実施するためのサービスです。

従来は確定申告を実施する際は管轄の税務署へ足を運び、窓口で申請する必要がありました。とくに申告の時期は窓口が混雑しているため、余計な時間が取られてしまいます。

しかし、e-Taxはインターネットに接続できる環境であれば、申告や申請に必要な書類の作成から手続きまでを自宅やオフィスから行うことができるので、わざわざ税務署へ行ったり、窓口に並ぶ手間を省くことができます。

8種類の税金に対応しています

e-Taxは、所得税贈与税法人税地方法人税消費税復興特別法人税酒税印紙税など、様々な種類の税金に対応しています。

電子納税証明書の請求や発行ができる

e-Taxでは、納税証明書の請求や発行も行うことができます。e-Tax上で電子納税証明書の交付請求データを作成し、電子署名で請求します。

税務署にて発行の準備が完了すると通知が届くので、受付システムから発行指示を行い、インターネットバンキングなどを利用して、交付手数料の納付をします。手数料が受領されると、あとはe-Taxからダウンロードできるようになり、ご自身のパソコンへ保存することができます。

ただし、発行準備完了の通知から90日を経過するとダウンロードができなくなってしまうので、注意が必要です。

MacもOK! e-Taxで確定申告するための最初の手続き2通り

マイナンバーカードを使用する

e-Taxを利用開始するとき、手続き方法は2種類あります。まず、1つ目のマイナンバーカードを利用する方法について説明します。

国税庁のホームページでは「マイナンバーカード方式」と呼ばれており、ICカードリーダーでマイナンバーカードのICチップを読み取り、電子証明書を登録します。

以前はマイナンバーカードの登録とは別に、利用開始届けを提出する必要がありました。ところが、平成31年1月からは、マイナンバーカードを利用する場合は開始届の提出は不要になっています。ICカードリーダーとマイナンバーカードさえあれば、利用開始の届け出のときにも、税務署へ行く手間を省くことができます。

利用者識別番号とパスワードを取得する

2つ目の方法として、税務署の窓口で利用書識別番号とパスワードを取得する方法があります。こちらの方法ではマイナンバーカードは使用しません。

税務署の窓口で、運転免許証などの公的な身分証明書と合わせて本人確認をし、利用者識別番号とパスワードを取得してe-Taxを利用することができます。

この方法であれば、ICカードリーダーやマイナンバーカードを用意できない方でも手続きすることができます。

Macで確定申告する時の4つの注意点

Macに対応しているカードリーダーを購入する事(マイナンバーカード方式の場合)

マイナンバーカード方式でe-Taxを利用する場合は、マイナンバーカードの電子情報を読み込むために、ICカードリーダーが必要となります。ここで注意ですが、ICカードリーダーにはwindows OSにしか対応していないものもありますので、購入する際はMac OSに対応しているか、しっかり確認しましょう。

さらに、Mac対応のICカードリーダーであれば何でもよいわけではなく、公的個人認証サービスに対応しているものを選ぶ必要もあります。

関連記事:Macで確定申告!カードリーダーの選び方とメーカー3社

国税庁のホームページでは、マイナンバーカードに対応したICカードリーダーを公開していますので、こちらからを確認しましょう。なお、ICカードリーダーはオンラインストアや家電量販店で3,000円程度で購入できます。

国税庁ホームページ

MacのバージョンやOS環境を整える事

お使いのMacがe-Taxに対応しているかの確認も必要です。2019/1/27時点では、OSとブラウザは下記のバージョンが対応可能となっています。

<Mac OS>

  • Mac OS 10.11(El Capitan)
  • Mac OS 10.12(Sierra)
  • Mac OS 10.13(High Sierra)
  • Mac OS 10.14(Mojave)

<ブラウザ>

  • Safari 11.1
  • Safari 12.0

対応するOSやブラウザは、利用する時期によって更新される可能性が高いため、ご自身のMacが対応しているか、申告する際に確認をしましょう。

国税庁ホームページ

会計ソフトは必要?

確定申告に必要な書類は、e-Tax上で作成することができます。そのため、会計ソフトを別途購入する必要はありません。しかし、使い慣れたソフトがある方は、決算書を会計ソフトで作成し、e-Taxに読み込ませることもできます。

新たに会計ソフトを購入する方は、そのソフトがMacに対応しているかを確認しましょう。最近はクラウド型の会計ソフトが販売されており、こちらであればMacに対応しているものが多いのですが、インストール型ではMacに対応しているものは少なく、注意が必要です。

Windows環境をMacに入れるかどうかを検討する

Mac OSを使用する際の注意事項を説明してきましたが、仮想デスクトップを使用してMacの中にWindows環境を作る方法もあります。

お手持ちのICカードリーダーがWindowsにしか対応していない、e-Taxが最新のMac OSに対応していない、という状況であれば有効ですので、検討してみてください。

Macでの確定申告にe-Taxを使う時に必要なもの

カードリーダー(マイナンバーカード方式の場合)

マイナンバー方式でe-Tax利用開始届けをする際に必要となります。Mac OSに対応しているか、公的個人認証サービスに対応しているか、しっかり確認しましょう。

利用者クライアントソフト(マイナンバーカード方式の場合)

利用者クライアントソフトとは、公的個人認証サービスを利用したサービスを受けるときに、マイナンバーカードなどのICカードに記録された電子証明書情報を使うためのソフトです。そのため、マイナンバーカードを使用しない方は不要です。

JavaVM

e-Taxを利用する際には、Javaを動かす必要があります。Mac OSのバージョンによってはインストールされていない場合があるので、Javaの提供元である、ORACLE社のホームページからインストールしましょう。

無料Javaソフトウェアをダウンロード

事前セットアップファイル

e-Tax上で確定申告書を作成する際に必要となるファイルです。ダウンロードはe-Taxから可能ですが、確定申告書等作成コーナーから申告手続きを進めていくと、途中でダウンロードするページが出てきます。

Macでの確定申告をe-Taxで行う時の手順

確定申告作成を行う

以上でe-Taxを利用する準備は整ったので、実際に確定申告する際の大まかな流れをみていきましょう。まずは、申告に必要な書類を作成します。

会計ソフトをお持ちでない方

e-Taxソフト(WEB版)で書類の作成から申告までを行うことができるので、ここは飛ばしましょう。

会計ソフトをお持ちの方

会計ソフトで決算書作成し、xtx形式のファイルで出力しましょう。

e-Taxソフト(Webバージョン)を開く

国税庁のe-Taxホームページへアクセスし、e-Taxソフト(WEB版)へログインします。

ホームページ左下に、「申告・申請」という欄があります。

  1. 利用完了の確認
  2. 電子証明書の取得
  3. 開始届出書の提出
  4. 利用者識別番号の取得

についてはここまでの説明で済んでいるので、

5.「各種ソフト等のインストール及び設定 申告書・申請書の作成・送信」のe-Taxソフト(WEB版)へログインします。

会計ソフトをお持ちでない方

e-Taxソフトで書類の作成から申告までを行います。

会計ソフトをお持ちの方

作成したxtx形式のファイルをe-Taxソフトに読み込ませます。

署名を行う

e-Tax利用開始時、マイナンバーカード方式を選択した方はマイナンバーカードで署名をし、申告完了となります。一方、利用者識別番号とパスワードを取得した方は、マイナンバーカードを使わず、IDとパスワードを入力して申告完了となります。

Macでの確定申告をe-Taxで!のまとめ

いかがでしたか?Windowsユーザーが主流だったシステムも、きちんとMacに対応したものを揃えるだけで、特別な知識がなくてもe-Taxは使えます!

実はマイナンバーカードも会計ソフトがなくても、Macさえあれば確定申告できてしまいます!Macユーザーの皆さん、今年はe-Taxで確定申告、試してみてはいかがでしょうか?

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