プログラミングが苦手!でも、IT企業に就職したい!そんな人も多いのではないでしょうか?実は私もその1人でした。IT関連企業の成長が著しい現代社会において、就職先をIT企業に求める学生や、転職を考える社会人は多いと思います。IT企業というとパソコンやプログラミングというイメージを持っている人が多いと思いますが、プログラミングが苦手でもIT企業に就職することは可能なのか?今回はそんな疑問について考えていきたいと思います。
IT企業には入社できる
いきなりではありますが、プログラミングが苦手でも、むしろ全くできなくてもIT企業に就職する事は可能です。IT企業というとプログラマーやSE(システムエンジニア)というプログラミングを駆使して仕事をするイメージが強いかと思います。しかし、当然IT企業といってもプログラミング作業が全てではありません。仕事を取る営業から現場でのインフラ整備まで様々な仕事があります。そしてもちろん採用基準はプログラミング能力が全てではありません。コミュニケーション能力や知識、意欲など求められるものは様々です。
プログラマーとしての採用は・・・
IT企業の求人などを見ても、未経験でもOKという言葉を良く見かけます。本当にプログラミングの知識が無くてもIT企業に入れるのか?と思うかもしれませんが、実際に採用される事は多いです。プログラマーやシステムエンジニアとしても、会社よって差はありますが理系出身者はおよそ7割程度で文系出身者も3割程度は採用されているのです。そして全体の約半数はプログラミング未経験です。プログラミングを全くやったことがなくても、始めるのが遅くても、プログラムは書けるようになります。
プログラミング技術というのは、学生時代に学習するものだけでは仕事としてはあまり通用しません。よってほとんどの人は入社してからプログラミングを学び、仕事の中で時間と共に上達していくのです。個人差はありますが、ほぼ1~2年で基本的プログラミングはすらすら出来るようになるでしょう。仮に大学時代にプログラミングを学習していたとしても4年間です。
就職し、定年まで勤めるとしたら約40年という事を考えると多少の経験の差はさほど重要視されないことが多いです。年齢的な面を考えてみると、未経験でも新卒採用を目指しているのなら未経験でもなんら問題はないでしょう。転職の場合でも30歳までなら歓迎される事は多くなります。30歳を過ぎると徐々に厳しくなってきますが35歳程度まではさほど影響は受けないと思います。これを過ぎていくと、技術的な問題だけでなく体力的な面から未経験では厳しいかと思われます。何かしらの知識や技術を持っていればこの限りではありません。
プログラマーとしての資質
プログラミングの技術が無くても必要なものはあります。それはプログラマーとしての資質です。大事な要素としては、論理的思考能力、読解力、コミュニケーション能力があります。未経験から学習するにしても、向き不向きというものはあります。プログラマーには物事を道筋立てて考える論理的思考能力やプログラムを読む読解力が必要不可欠です。また、チームを組んで構築する場合にはコミュニケーション能力がとわれます。こういった資質をプログラミング技術よりも重要視して採用するケースも少なくありません。
まとめ
さて、色々書いてきましたが、プログラミングが「苦手」と「嫌い」では大きな差があります。苦手でもプログラミングが好きであったり興味を持って仕事ができるのであれば問題はありませんが、嫌いなのであったらIT企業の中でもプログラマーやシステムエンジニアを選ぶ事はおすすめできません。就職しても長く続かないでしょう。何事も向上心を持って取り組めば道は開けます!諦めずにがんばりましょう!